沖縄県のサトウキビ農業は農家の高齢化も進み、手刈りによる収穫は大変な作業となっています。このような状況にかんがみ、少しでもお役に立とうと「農業農村を応援する大学生サークルネット」(加盟13大学、代表 中里良一)では、糸満市内のサトウキビ圃場においてサトウキビ刈リの作業を応援する「サトウキビ刈リ応援・交流会」(協力:(一財)日本グラウンドワーク協会)を実施しました。大学生サークルは、明治大学「楽農」4Hクラブ、新潟大学新大むらづくり応援隊、名城大学地域共創隊WITH、神戸大学地域おこしサークル水芭蕉、島根大学地域創生・結しまね、琉球大学おきなわ食・農研究会の6大学、35名の学生が参加しました。まず、農家からサトウキビ農業の厳しい現状(後継者がいない、耕作放棄地が急増、サトウキビがなくなるなど)のお話がありました。学生のほとんどがサトウキビ刈リ初体験でしたが、農家の指導を受けながら、①茎の根元を斧で切る、②切られた茎を一か所に運ぶの2つに分かれて作業を行いました。ハブに用心とういうお話もありました。体力がある大学生によりスピーディーに作業が進みました。作業後、農家から感謝の言葉が述べられました。学生からは、「今回の活動が、少しは農家さんの応援になればうれしい」、「なかなかできない貴重な体験ができた」、「今後も農家さんと交流を続けたい」、「他大学の学生と一緒に作業ができて楽しかった」などの感想が述べられました。夜は交流会を実施しました。各大学のサークル活動の状況、講義や大学生活の様子、就職活動、趣味などさまざまな話題で交流が進みました。未成年はノンアルコールで盛り上がっていました。参加者同士でLine友達になりました。「農業農村を応援する大学生サークルネット」では、来年以降もこの取り組みを続けたいと考えていますが、沖縄までの旅費が学生の自己負担なので、この活動を続けるために、学生への補助など何か良い方法がないか思案しているところです。
