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東京大学むら塾と連携して、鳥獣害対策、耕作放棄地解消を応援しています。

当協会は、千葉県富津市内の農業集落において、学生サークル東京大学むら塾と連携して、鳥獣害対策、耕作放棄地解消の応援を行います。
①獣害駆除で得た革を用いた商品開発・販売(鳥獣害対策)
本地区は、イノシシやシカなどによる農作物被害が大きくなっています。この対策として、農家は駆除団体を結成し檻罠を用いた駆除を行っているものの、構成員の高齢化による人員不足及び活動のための財源確保が課題となっています。また、駆除した個体も多くは地面に埋めるなどして処理され有効活用できていません。今回、駆除した個体からカバンやアクセサリーを作り販売することで個体の有効活用と、駆除活動で財源を確保できる仕組みを実現することを目指します。
②ハーブ栽培と加工商品開発・販売(耕作放棄地対策)
本地区は、農業の担い手の減少により耕作放棄地が増加しています。この対策として、耕作放棄地を農地に復元し、ハーブを栽培して、ハーブを使った化粧品等商品開発・販売する仕組みを実現することを目指します。


東京大学むら塾、地域、協会との打ち合わせの様子

 

大学生との連携により都市農業を応援します。

農林水産省都市農村交流課から当協会へ呼びかけがあり、「都市農業に関する意見交換会」に参加しました。参加者は農林水産省、地域計画コンサルタント、当協会。意見交換の結果、農林水産省から当協会に対して、大学生(若者)を巻き込んで都市農業を盛り上げていくために協力をお願いしたいという依頼がありました。この要請を踏まえて、当協会は、30大学の学生と連携して都市農業を応援していくこととしています。

全国の大学の就職担当教員と連携して農業土木技術者の確保を推進しています。

当協会では、農業農村工学研究室を有する全ての大学(35大学)の就職担当教員と連携して、学生に対して、就職先として農業土木技術者(総合建設会社、コンサルタント、公務員)を選択するように、各大学に出向き説明会(含むオンライン)を開催しています。

御蔵島村の焼酎製造プロジェクトを応援しています。

御蔵島村(東京都、伊豆七島)では、「みどり豊かな自然に恵まれ、ゆとりある暮らしとすべての人々に親しまれる御蔵島」<グリーン愛ランド・御蔵島>の実現を目指して、御蔵島村基本構想・基本計画の産業の振興においては、資源豊かな御蔵島村の特性を十分活用した地域産業を振興し、働く場の創出と住民の経済的自立に努めるとしています。

その一環として、「御蔵の源水」を販売していますが、今後は源水産業の更なる振興のため、源水と他の観光資源を組み合わせた新たな特産物、販路の拡大などを行う必要があるとしています。この対応として源水及び御蔵島の特産物のへんご芋を使った焼酎の製造が検討されることになりました。

平成29年3月に、「構造改革特区」に指定され焼酎製造の事業化が前進したところです。平成30年3月に、事業化への取り組みを意思決定するための資料として「御蔵島へんご焼酎事業化計画」が策定されました。

当協会は御蔵島村の依頼を受けて、御蔵島村基本構想・基本計画やこれまでの取り組みを踏まえて、焼酎製造行程計画を提案します。

自然豊かな御蔵島

令和3年度「学生社会貢献プロジェクト企画コンテスト」の企画提案の募集を開始しています。

このコンテストの趣旨は、地域活性化、環境保全、棚田保全、福祉等社会的課題の解消に貢献するプロジェクト(含む学生による起業(社会企業))に関する企画(企画だけではなく、実施も条件)を募集するものです。コンテスト入賞の学生団体に対しては、企画を実現するための費用を助成します。
詳細は当協会にお問い合わせください。