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令和2年度農福連携調査を開始

令和2年度農福連携調査を開始しました。
当協会では、平成30年度、令和元年度に引き続き今年度も山梨県立大学、山梨県立農業大学校、社会福祉法人八ヶ岳名水会、学生サークル田園を楽しむ会と連携して農福連携調査を開始しました。

1.調査目的
農業における障害者の雇用を推進するためには、障害者の農作業技術の取得、向上と及び、サポーター※の育成、確保が重要である。このため、①障害者の農作業技術力の把握に関する調査、②サポーターの有効性に関する調査を行う。
※農福連携とは、「農業における課題(農作業労働者の確保等)」、「福祉(障害者)における課題(雇用の場の確保、所得の向上等)」、双方の課題を解決しながら、双方に利益があるWin-Winの取り組み
※サポーターとは、障害者の農作業の補助や農業経営体・障害者間の円滑なコミュニケーションの推進役を担うとともに自らも農作業を行う。

2.調査内容
(1)障害者の農作業技術力の把握に関する調査
県内農家のニーズ(応援して欲しい)が高い農作業を選定(※県農大に相談)し、農作業を行い障害者の技術力を把握する。
(調査事項)
①農作業説明内容理解度 ②農作業のスピード(含む県農業大学校学生との比較)(※定量把握方法について県農大に相談) ③農作業の出来栄え ④①~③を踏まえて技術力の評価
(2)サポーターの有効性に関する調査
農家の障害者雇用にあたってのサポーターの有効性に関する調査を行う。
(調査事項)
①障害者へのアドバイス、作業補助状況及び必要性