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「農業農村工学会系就職情報交換ツアー」を開催しました

当ツアーの目的は、農業水利施設等農業農村整備関連施設の見学を行い、学生の農業農村工学の知識、理解、興味を深めてもらいます。加えて、農業農村工学系の就職先に関する講義を行い、学生に農業農村工学系の就職先の魅力を知ってもらうとともに、就職先の判断材料を提供するものです。当ツアーは毎年各農政局管内順番で開催しています。対象の学生は、3年生、M1生。9月18~19日に滋賀県内において開催されました。参加大学は滋賀県立大学、京都大学、大阪公立大学、神戸大学、近畿大学の5大学で、参加学生は15名でした。滋賀県立大学の教員も参加。①野洲川ダム(農業用;滋賀県甲賀市)、②水口頭首工(甲賀市)、③日本で唯一、今もなお田舟で通って田んぼを営む湖上の飛び地「権座」(農地2.5ha:近江八幡市)、④川にそそぐ排水の水質浄化池「ウエットランド」(東近江市)、➄スマホで操作できる自動かんがい用給水バルブ等スマート農業の取組(農地整備:東近江市)の見学を行いました。また、見学後に、当協会の中里良一理事長による講義「農業農村工学系の就職先について」、近畿農政局設計課長による「国家公務員の仕事」、滋賀県技監による「県庁の仕事」、近畿農業土木事業協会会長による「コンサルタント等の仕事」の講義が行われました。ツアーに参加した学生からは、「農業水利施設の構造物、仕組みを実際に見て大学で学んだことがよく理解できた。」、「講義を受けて、農業農村工学系の就職先こと、魅力がよくわかった。就職したくなった。」などの感想が述べられました。このツアーは、(一財)日本水土総合研究所が主催、近畿農業土木事業協会共催で、当協会が企画、運営に協力しています