コンテンツへスキップ

「学生社会貢献プロジェクト企画コンテスト」を開催、入賞学生団体決定

「学生社会貢献プロジェクト企画コンテスト」を開催、入賞学生団体決定

当協会は、「学生社会貢献プロジェクト企画コンテスト」を開催し、全国の学生団体を対象に公募しました。
このコンテストの趣旨は、地域活性化、環境保全、棚田保全、福祉等社会的課題の解消に貢献するプロジェクト(含む学生による起業(社会企業))に関する企画(企画だけではなく、実施も条件)を募集するものです。コンテスト入賞の学生団体に対しては、企画を実現するための費用を助成します。
今回の入賞は、明治大学と東京農業大学の学生で構成される学生団体Perma Futureの1団体です。企画内容は次のとおりです。なお、この企画は学生団体と当協会が共同により実現に向けて取り組みます。
(企画内容)
テーマ:環境負荷軽減の暮らしの推進
①環境負荷軽減の暮らしをテーマにしたツーリズムの実施(2回開催予定)
エコビレッジツアーを実施します。エコビレッジとは外部のエネルギーに依存しない自給自足の生活で、限りなく環境負荷の少ない生活をしている村落のことをいいます。このツアーにより、参加した多くの学生に、エコビレッジの考え方や価値観を知ってもらうとともに、環境に配慮した暮らしとは、何か私たちが未来、目指すべき世界は何か、一緒に考えてもらいます。
②環境にやさしい農業を活用した食育推進及び相互扶助のための仕組みの構築
環境にやさしい農業(有機農業)を活用した食育の推進及び、このことを通じてコロナの影響で人との繋がりが疎遠になっている地域内の消費者と農家がお互い支え合う仕組みを構築します。農家は環境にやさしい農業を活用した食育の場を消費者に提供するためのアプリを設けます。一方、消費者はそのアプリを使うことでいつでも近くの食育の機会を設けている農家を検索でき、気軽に訪問することができます。地域の農家による食育により、親や子どもは環境にやさしい農業、農産物がどのようにできているのか、農家がどのような想いで作っているのかを知ることができます。「これはどこどこの環境にやさしい農業で作られた安心、安全な農産物!」といっておいしく農産物を食べる親や子どもが地域に増え食物ロスや、地産地消の推進による廃棄農産物の減少ができます。このことにより環境負荷軽減の暮らしが推進されます。

(食育推進モデル)