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農林水産省においては、H26年から「ディスカバー農山漁村の宝」で地域活性化の優良な取組を選定しているところです。

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例年、選定団体を官邸に招き交流会を行っており、今年で8回目の選定となります。昨年度はコロナ禍にも関わらず、約800件の応募があり、第7回選定で始めて高校生の取組がグランプリをとりました。一方、課題としては大学生の取組などの応募が非常に手薄な状況にあり、募集喚起に向け力を入れていく必要があると考えています。農林水産省は6月には公募開始を予定しているところですが、大学で地域づくりなどの活動をしている方々とのネットワークを有していません。そこで農林水産省から大学サークルとの連携などでの知見がある当協会に対して、大学生サークルへのアプローチ方法のアドバイスや大学生サークルの紹介などの協力依頼がありました。

  1. 農業土木技術者確保に貢献するために、当協会の賛助会員である総合建設会社の依頼を受け、学生リクルートの応援を行っています。各大学の農業農村工学を学ぶ学生に呼びかけを行い、賛助会員の総合建設会社の2021年4月入社採用数の50%にあたる10名の確保に貢献しました。

内閣府において「男女共同参画推進連携会議次世代チーム会合」が開催され当協会もチームメンバーとして参加しました。この会合は、男女共同参画社会づくりに向けて、次世代の働きかけるため、中学生を対象とした副教材を作成するのが目的です。地域における女性の活躍推進、男女共同参画社会の実現に向けた「学び」の促進、無意識の偏見、女性に対する暴力の根絶に対する啓発などについてディスカッションが行われました。

当協会では、各地域活動団体の活動への女性の参画を応援しています。

東京大学むら塾と連携して、鳥獣害対策、耕作放棄地解消を応援しています。

当協会は、千葉県富津市内の農業集落において、学生サークル東京大学むら塾と連携して、鳥獣害対策、耕作放棄地解消の応援を行います。
①獣害駆除で得た革を用いた商品開発・販売(鳥獣害対策)
本地区は、イノシシやシカなどによる農作物被害が大きくなっています。この対策として、農家は駆除団体を結成し檻罠を用いた駆除を行っているものの、構成員の高齢化による人員不足及び活動のための財源確保が課題となっています。また、駆除した個体も多くは地面に埋めるなどして処理され有効活用できていません。今回、駆除した個体からカバンやアクセサリーを作り販売することで個体の有効活用と、駆除活動で財源を確保できる仕組みを実現することを目指します。
②ハーブ栽培と加工商品開発・販売(耕作放棄地対策)
本地区は、農業の担い手の減少により耕作放棄地が増加しています。この対策として、耕作放棄地を農地に復元し、ハーブを栽培して、ハーブを使った化粧品等商品開発・販売する仕組みを実現することを目指します。


東京大学むら塾、地域、協会との打ち合わせの様子

 

大学生との連携により都市農業を応援します。

農林水産省都市農村交流課から当協会へ呼びかけがあり、「都市農業に関する意見交換会」に参加しました。参加者は農林水産省、地域計画コンサルタント、当協会。意見交換の結果、農林水産省から当協会に対して、大学生(若者)を巻き込んで都市農業を盛り上げていくために協力をお願いしたいという依頼がありました。この要請を踏まえて、当協会は、30大学の学生と連携して都市農業を応援していくこととしています。