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全国の大学の就職担当教員と連携して農業土木技術者の確保を推進しています。

当協会では、農業農村工学研究室を有する全ての大学(35大学)の就職担当教員と連携して、学生に対して、就職先として農業土木技術者(総合建設会社、コンサルタント、公務員)を選択するように、各大学に出向き説明会(含むオンライン)を開催しています。

御蔵島村の焼酎製造プロジェクトを応援しています。

御蔵島村(東京都、伊豆七島)では、「みどり豊かな自然に恵まれ、ゆとりある暮らしとすべての人々に親しまれる御蔵島」<グリーン愛ランド・御蔵島>の実現を目指して、御蔵島村基本構想・基本計画の産業の振興においては、資源豊かな御蔵島村の特性を十分活用した地域産業を振興し、働く場の創出と住民の経済的自立に努めるとしています。

その一環として、「御蔵の源水」を販売していますが、今後は源水産業の更なる振興のため、源水と他の観光資源を組み合わせた新たな特産物、販路の拡大などを行う必要があるとしています。この対応として源水及び御蔵島の特産物のへんご芋を使った焼酎の製造が検討されることになりました。

平成29年3月に、「構造改革特区」に指定され焼酎製造の事業化が前進したところです。平成30年3月に、事業化への取り組みを意思決定するための資料として「御蔵島へんご焼酎事業化計画」が策定されました。

当協会は御蔵島村の依頼を受けて、御蔵島村基本構想・基本計画やこれまでの取り組みを踏まえて、焼酎製造行程計画を提案します。

自然豊かな御蔵島

令和3年度「学生社会貢献プロジェクト企画コンテスト」の企画提案の募集を開始しています。

このコンテストの趣旨は、地域活性化、環境保全、棚田保全、福祉等社会的課題の解消に貢献するプロジェクト(含む学生による起業(社会企業))に関する企画(企画だけではなく、実施も条件)を募集するものです。コンテスト入賞の学生団体に対しては、企画を実現するための費用を助成します。
詳細は当協会にお問い合わせください。

廃校利用検討の支援

千葉県富津市においては、本年4月に市内で初めて廃校が一挙に5校となり、この扱いが重要な課題となっています。これらのうちの1校の旧天神山小学校について、地域の方々から、「歴史があり、卒業した小学校を是非残したい。」ということで、当協会に廃校利用検討の支援依頼がありました。これを受けて当協会では、市役所幹部、地域代表者、市社会福祉協議会会長、地域づくりに興味のある大学生(慶応大学、立教大学、明治大学、東京農業大学、社会起業大学)とともに現地調査、意見交換を行いました。今後、現地調査を踏まえ、当協会と大学生で廃校利用の事業計画を策定し、市及び地域に提案することとしています。

「学生社会貢献プロジェクト企画コンテスト」を開催、入賞学生団体決定

当協会は、「学生社会貢献プロジェクト企画コンテスト」を開催し、全国の学生団体を対象に公募しました。
このコンテストの趣旨は、地域活性化、環境保全、棚田保全、福祉等社会的課題の解消に貢献するプロジェクト(含む学生による起業(社会企業))に関する企画(企画だけではなく、実施も条件)を募集するものです。コンテスト入賞の学生団体に対しては、企画を実現するための費用を助成します。
今回の入賞は、明治大学と東京農業大学の学生で構成される学生団体Perma Futureの1団体です。企画内容は次のとおりです。なお、この企画は学生団体と当協会が共同により実現に向けて取り組みます。
(企画内容)
テーマ:環境負荷軽減の暮らしの推進
①環境負荷軽減の暮らしをテーマにしたツーリズムの実施(2回開催予定)
エコビレッジツアーを実施します。エコビレッジとは外部のエネルギーに依存しない自給自足の生活で、限りなく環境負荷の少ない生活をしている村落のことをいいます。このツアーにより、参加した多くの学生に、エコビレッジの考え方や価値観を知ってもらうとともに、環境に配慮した暮らしとは、何か私たちが未来、目指すべき世界は何か、一緒に考えてもらいます。
②環境にやさしい農業を活用した食育推進及び相互扶助のための仕組みの構築
環境にやさしい農業(有機農業)を活用した食育の推進及び、このことを通じてコロナの影響で人との繋がりが疎遠になっている地域内の消費者と農家がお互い支え合う仕組みを構築します。農家は環境にやさしい農業を活用した食育の場を消費者に提供するためのアプリを設けます。一方、消費者はそのアプリを使うことでいつでも近くの食育の機会を設けている農家を検索でき、気軽に訪問することができます。地域の農家による食育により、親や子どもは環境にやさしい農業、農産物がどのようにできているのか、農家がどのような想いで作っているのかを知ることができます。「これはどこどこの環境にやさしい農業で作られた安心、安全な農産物!」といっておいしく農産物を食べる親や子どもが地域に増え食物ロスや、地産地消の推進による廃棄農産物の減少ができます。このことにより環境負荷軽減の暮らしが推進されます。

(食育推進モデル)